生命とは②
生命体は科学を以って解明できます。
端的に言えば、人間のような複雑精密な有機体も、電子のごとく単純な物質校正の素粒子も、存在するという条件においては、常に同一な共通の絶対条件を一つ持っているのです。
電子は、量子論の世界における存在です。
素粒子間相互の作用によって生滅に常はなく、流動変化を常として、瞬時も同一状態におかれることがなく、過去、現在、未来の運動体として、その個のつくる螺旋運動による発展体として子固有の限定を持っている極微の領域で、生まれては消え、消えては生まれる寿命の限定を持っている極微の世界の存在なのです。
お釈迦様は言いました。
『色即是空、空即是色。(この世のものは一つとして同じものはなく、常に変化している)』